なにわ筋線の計画が正式に発表。4駅とルートの詳細について

大阪市内を南北に貫く「なにわ筋線」計画について、正式な発表がありました。

途中に4駅新設して、2031年春の開業を目指すことになりました。

同時に、なにわ筋線から阪急十三駅方面へ向かう「なにわ筋連絡線」についても調査・検討を進めると発表しました。

今回は、発表された資料からなにわ筋線の駅とルートの詳細を考えようと思います。

なにわ筋線の基本計画

5月23日に大阪府・市、JR西日本、南海電鉄、阪急電鉄が事業計画を発表しました。

先日の5月20日にまず読売新聞、毎日新聞が報じ、その後も各社から報道されていました。

整備区間は、JR難波駅・南海新今宮駅~西本町駅~北梅田駅。距離は先の報道で7.4キロと報じられています。

総事業費は3,300億円。上下分離方式を採用し、整備主体は第3セクターで、JR西日本がJR難波~北梅田間、南海が新今宮~北梅田間を営業する予定です。

2031年春(平成42年度末)の開業を目指し、国と協議し早期事業化を目指すとしています。

設置予定の4駅

なにわ筋線関連路線図

なにわ筋線に新設される予定の駅は、

  • 北梅田駅
  • 中之島駅
  • 西本町駅
  • 南海新難波駅

の4駅です。(駅名はいずれも仮称)

前回の記事では6駅と見込んでいましたが、このうち西大橋駅付近と福島駅付近には設置されず、残りの4ヶ所ということになりました。

中間駅での他線接続

西本町駅は、前回記事の路線図では阿波座1丁目付近としていたものと近いと思います。地下鉄中央線とは距離が近く、今回の発表にあった地図にも中央線が載っています。しかしなにわ筋(線)は本町駅と阿波座駅の間を通り、両駅の中間に位置するので、中央線には接続されずなにわ筋線単独の駅となると思います。

中之島駅については、現在の京阪中之島駅はなにわ筋と少し離れていますが、通路がなにわ筋付近まで延びているので、こちらは通路をつないでなにわ筋線と接続しそうです。

中之島駅でなにわ筋線と京阪中之島線がつながれば、市内の移動が便利になるだけでなく、関空から京都市内まで1回の乗換で行けるようになります。中之島線は現在利用が伸び悩んでいますが、関空~京都間のアクセス線として中之島線の地位が飛躍的に向上するのではないでしょうか。

なにわ筋線のルート

なにわ筋線整備計画

(画像は大阪市ホームページ(下記参考資料)より、2017年5月23日閲覧)

今回発表された資料の整備イメージ地図から、なにわ筋線のルートをたどってみます。

なにわ筋線は、JR大阪駅北側の再開発地区・うめきた地区の地下に位置し、地下化された梅田貨物線に設置される「北梅田駅」が起点です。

JR福島駅付近からなにわ筋の地下に入り、中之島地区に入ったところで「中之島駅」。

さらになにわ筋を南に向かい、地下鉄中央線と交差する付近(阿波座1交差点付近)に「西本町駅」。

西本町駅からしばらくはなにわ筋の下を通りますが、地下鉄西大橋駅や堀江地区あたりでなにわ筋から離れ、南東に向きを変えなんば地区へ。道頓堀川あたりでJRと南海が分岐/合流し、JRの線路はJR難波駅に向かいます。南海の線路はそのまま南東向きでパークス通の地下に入り、千日前通を過ぎたあたりで「南海新難波駅」。

引き続きパークス通の地下を通り、今宮戎駅付近で通りが切れてもそのまま南海本線に向かい、新今宮駅で合流します。

なにわ筋連絡線について

今回のなにわ筋線の発表に合わせて、北梅田駅北側でなにわ筋線から分岐し、阪急十三駅方面に向かうなにわ筋連絡線についても調査・検討を行うと発表しました。これは3月に報道されたとおりです。

また、なにわ筋線とは別に、4日前の5月19日に、阪急阪神ホールディングスが長期計画を発表し、事業戦略のひとつとして「新大阪連絡線」が挙げられています。

発表の時期が近いこの2つは、連動していると考えたほうがいいと思います。しかし、なにわ筋線自体とは少し離れた話題になるので、なにわ筋連絡線と新大阪連絡線の関係については、機会を改めて書きたいと思います。

<参考資料>

過去のなにわ筋線関連の記事はこちらからどうそ。

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