特急「踊り子」から185系が引退へ。後継のE257系転属による車両動向の予測

JR東日本が特急「踊り子」から185系を引退させることが明らかになりました。

JR発足30周年を迎えたところで国鉄からの特急形電車引退のニュースは寂しい限りですが、ここでは185系引退に伴う車両の動きについて考えてみました。

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185系が「踊り子」から引退。後継でE257系が転属

JR東日本185系 踊り子105号 伊豆急下田行き クハ185-11 @東京

ちょっと先日のことですが、4月8日(土)に報道各社が報じました。

185系は老朽化したため「踊り子」から数年以内に退役し、後継車両は中央線からE257系を転用するとしています。

車両の置きかえで旅行者の利用促進を狙う目的があるようです。

登場から30年以上経っている185系は、もういつ引退してもいい時期でした。ここまで永らえたのは、運転する距離の短さ(特急としては)と「踊り子」の本数が多くなかったこともあると思います。

E257系の転属とE353系の投入

JR東日本E257系 あずさ7号 松本行き クハE257-106 @新宿

E257系が中央線から東海道線に移るということは、中央線にE353系が本格投入されることを意味します。

ニワトリと卵の関係ではないですが、E353系の投入と185系の引退のどちらが先に考えられたのかはわかりません。

ただ、どちらにしても流れとしては、

E353系が中央線に投入

E257系が中央線から東海道線へ転属

185系が淘汰(引退)

といういうことに変わりないでしょう。

将来的に中央線はE353系で統一?

今回の報道では、E257系が中央線から東海道線へ移るとされています。

しかし、E353系は本来E351系の置き換えを目的として造られます。それが今回E257系の転属が報じられたということは、中央線の特急はE353系で統一しようとしているのではないでしょうか。

中央線と同じように、常磐線ではかつて2系列(651系・E653系)を使用していたのをE657系に統一しています。先日の上越新幹線へのE7系投入でも、将来的にはE2系も置き換えてE7系で統一する報道もあります。JR東日本では特急車両は同一路線であれば速達タイプ・停車タイプの区別なく車種を統一しようとする傾向があるので、中央線特急も他線に倣ってE353系で統一する意図があると考えられます。

もしそうなれば、常磐線で「ひたち」「ときわ」の2列車になったように、中央線でも特急は2つになる可能性があります。

他線の特急車両・列車も再編が波及?

中央線にE353系が投入されるということは、E257系とともにE351系も中央線特急から外れることを意味します。

E351系について

現状ではE351系の今後については明らかにされていません。E351系は来年(2018年)で営業運転25年を迎えますが、一線を退いてもまだ廃車されるには早いです。

ウィキペディアには臨時列車などに転用される予定(=波動輸送)とも書かれています。特殊な振り子式のE351系は改造に難がありそうなので、波動用転用の可能性は高そうです。

房総のE257系500番台について

また、今回報じられたのは中央線のE257系ですが、房総地区のE257系500番台は「さざなみ」の減少などにより余り気味です。こちらは5両編成なので、そのまま185系の付属編成に転用もできる気もします。2本つなげれば10両編成にもなる使い勝手のよさもあるので、余剰車についてはこちらも波動用に転用される可能性もあります。

※185系からE257系に置き換わったら、編成や運用はどうなるかの予想を書きました。こちらからどうぞ

185系からE257系へ置き換えられたら「踊り子」「ながら」はどうなる?
先日、JR東日本の185系がE257系へ置き換えられるとの報道がありました。 置き換えとなったら編成や運用がどうなるのかを考えてみまし...
<参考資料>

コメント

  1. n.a.n.i.w.a. より:

    私は、松本から大宮に転属する際に9両編成で組み替えが発生すると予想します。
    9両16本→8両・10両各8本となり、幕張からは7本が組み換えなしで転属するのではないかと。

    185系の稼働している編成のうち、10両編成は5運用、7両編成は2運用なので十分すぎますし、波動輸送量を考慮してもそれを含めた185系運用を差し引いた分は251系や215系の置き換えにも活用されるとみています。