2018年3月でE351系が引退・廃車。中央東線特急E353系統一で「スーパーあずさ」消滅か

先日、JR東日本E353系の営業運転開始が発表されましたが、置き換え対象のE351系が「スーパーあずさ」から2018年3月に引退の報道がありました。

同時にE351系は廃車とも報道されました。また、E257系についても今後2年でE353系に置き換えとの報道もありました。E353系・E351系・E257系について今後の正式な発表と去就が注目されます。

追記 10月30日に内容を追加し、併せてタイトルも変更しました。

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2018年3月改正で「スーパーあずさ」はE353系に統一。E351系は運用撤退へ

E353系が12月23日(土・祝)から特急「スーパーあずさ」8往復のうち、4往復で運転されることが先日(10月26日)に発表されました。

残りの4往復はE351系での運転となっていましたが、2018年3月のダイヤ改正で「スーパーあずさ」すべてがE353系に統一されるとの報道がありました。共同通信が10月28日に報じました。

E353系は3月までに総勢5本に

E351系は量産先行車(1000番台)2本、量産車(0番台)3本、合計5本あります。

3月改正でも「スーパーあずさ」が8往復のままであれば、必要な数は同じなので、現在2本のE353系は3月までに3本追加投入されて、合計5本になるのではないでしょうか。

E351系は廃車に?

同じく報道では、

老朽化しており、切り替え後は廃車にする見通し

と報じられていて、E353系に置き換え後、E351系は廃車のようです。

ただ以前の情報では、「スーパーあずさ」運用撤退後は波動用に転用ともありました。報道の通りだとE351系は波動用に転用されないということになります。そうなると、波動用には引き続き189系が使われることになります。

189系は国鉄形なのでE351系以上に車齢が高いのですが、E353系投入→置き換えてE351系廃車、だと他の車両に影響がないので、189系は存続ということになります。

E351系はJR東日本の営業用車両では唯一の振子式車両で、波動用となると中央線以外では振子装置を停止しての運転になると思います。推測ですが、使わない振子装置はオーバースペックということで波動転用から廃車に方針変更したのかもしれません。古い189系よりもメンテナンスコストが高いということでしょうか。

ただ報道では「廃車」としか書かれていないので、E351系の全車が廃車になるとは書かれていません。もしかしたら一部が波動用に残される可能性もあります。

どちらにしても、E351系の今後の去就について、JR東日本からの正式な発表が待たれるところです。

中央東線特急はE353系に統一へ。「スーパーあずさ」消滅で「あずさ」に統合か

10月29日の産経の報道では、

約2年間かけて(中略)中央線特急をE353系に一本化。あずさ、かいじの車両E257系の大部分は、東京と静岡県・伊豆半島を結ぶ特急「踊り子」に転用する。

と書いています。

この報道通りのスケジュールだと、

  • 2017年12月:「スーパーあずさ」でE353系営業運転開始
  • 2018年3月:「スーパーあずさ」がE353系で統一
  • 2020年3月頃まで:「あずさ」「かいじ」もE353系で統一

といった時間の流れになります。

常磐線がかつて651系(スーパーひたち)とE653系(フレッシュひたち)の2系列だったのが、E657系に車種が統一されたのを見ると、中央線も同じようにE353系に統一するというのは納得がいきます。

同じ新宿〜松本間でも、車種によって列車名を変えていたことから、E353系に統一されるときに「スーパーあずさ」と「あずさ」は統合されて「あずさ」に一本化されると思います。

そうなると「スーパーあずさ」の名前が消えてしまうことになりますが、「松本に行くのは『あずさ』」とわかりやすくなり、発展的解消と受け止めることにしましょう。

なお、E257系の「踊り子」転用については、改めて記事にする予定です。

※E353系投入とE351系の動向についての過去の記事はこちらから

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