2018年3月に地下複々線化される小田急小田原線の代々木上原～梅ヶ丘間。
現在は地下化されましたが暫定的に複線のみ使われています。
来年の複々線開業時に現在の仮設ホームは見納めとなるので、仮設ホームで営業している現在の姿を収めておきました。
写真の枚数が多いので、何回かに分けてのシリーズになります。最初は世田谷代田駅のホームです。
撮影日は5月26日と5月29日です。
地下2階の仮ホーム
現在は、複々線時には急行線となる線路だけで運行されています。敷地が狭いので上下2層式になり、上に緩行線、下が急行線になります。
急行の停まらない東北沢駅・世田谷代田駅は、将来急行線になる線路に仮設ホームを設置しています。
特に世田谷代田駅は、複々線開業時には現在のホームは姿を消すので、仮設とは言っても2018年3月に見納めとなります。
下り1番ホーム
まずは下り（小田原方面）の1番ホームです。
階段を降りてきてホームに向かう角から。
地下3階の急行線に仮設ホームが設けられています。出入口の階段付近から新宿方面を見た写真です。
仮設とはいえ、天井は高いので圧迫感はないです。ただ照明は普通の蛍光灯メインなので、古めの地下鉄駅といった感じの明るさです。仮設ホームだからか、線路間の支柱に駅名標はつけられていないようです。
梅ヶ丘・小田原寄りから見た1番ホーム。梅ヶ丘寄りはホームに柱が林立しています。
通過する電車の方が多い世田谷代田駅。轟音を立てて快速急行が通過していきます。
1番ホームの新宿寄りです。残り1両分くらいのところで線路間は柱から壁になって上下線が分かれています。
ホームの端の部分はシールドトンネル内に入っています。
端からはシールドの中を見渡せます。ホームからシールド内を見通せるのはあまりないのではないでしょうか。
今度はホーム中程から、梅ヶ丘寄りの出口を見てみます。線路の先にある白い部分は外の光。ホームからトンネル出口が望めます。
ホームの梅ヶ丘寄りから外を望んでみます。写真では外が近いように見えますが、実際にはもう少し遠く感じます。
写真からでもかなりの上り勾配だとわかります。
上り2番ホーム
ほぼ同じ構造ですが、上り線の2番ホームの様子です。
階段を降りてきたところからホームを見たところです。
少し新宿方面に行ったところのホーム中程です。仮設ですがベンチ付近の幅は広くとられています。
梅ヶ丘寄りからホーム中央を望むと、下りホームと同じくコンクリートむき出しの柱が林立しています。
上りホームの新宿寄り先端も、シールド部分にかかっています。
ホーム先端の脇には勾配標もあり、ホーム部分は10‰・先の下北沢方面は18‰で下っているのが読み取れます。
上りホームからも、梅ヶ丘方面を見ると外から光が射し込んできているのがわかります。
世田谷代田駅に差しかかった16000系の急行我孫子行き。各駅停車しか停まらないので、通過する列車の方が多いです。上り線の場合、急行は前に電車がいないので比較的速く通過していき、かなりの風が吹き抜けます。快速急行は前に急行がいるので、通過速度はゆっくり目。
上りホームに列車が到着したところ。待っていた人が新宿方面に向かう列車に乗り込んでいきます。
次回の記事
次回も世田谷代田駅で、地下1階のコンコースと、地下化してからの地上の様子です。
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