本記事は2018年に開催されたガンダムスタンプラリーについてのものです。
1月9日から、JR東日本の東京周辺の駅で「機動戦士ガンダムスタンプラリー」がスタートしました。
昨年開催された「ドラゴンボールスタンプラリー」と同様の大規模なこのスタンプラリーを、昨年全駅達成した経験から攻略法をまとめてみました。
※ガンダムスタンプラリーについて、スタンプ設置駅や賞品引換場所など、詳しくはこちら
ラリー攻略の前に確認
ラリー攻略にあたり、特定のスタンプから集めたいという方は別ですが、とにかくスタンプを集めたいという方が多いかと思います。
とにかくスタンプを多く集めたい方は、まずご自身にとって行きやすいところから集めるといいでしょう。
最初の目標となる7駅達成に近づきますし、何よりスタンプを集めることがラリーを続けるのにつながります。
個人的な考えですが、
- 沿線など集めやすい駅
↓ - 山手線の駅
↓ - 山手線内側の駅
↓ - 沿線から遠いエリアの駅
の順に行くと、スタンプを集めやすいと思います。
首都圏JR線沿線の方
東京都心部へ向かう路線沿線の方は、沿線にあるスタンプから集めると速く集まります。例えば中央線沿線の方ならば、中央線にあるスタンプ・西荻窪駅や荻窪駅、中野駅などから集めます。
JR線沿線外の方(私鉄各線・関東以外の方)
スタンプ駅のうち、最もアクセスしやすいところから始めるとやりやすいです。例えば私の場合だと小田急線沿線なので、接続する新宿駅から始める、といった感じです。
エリア内で定期券を持っている方
定期区間内の駅からスタンプを集めるのが手っ取り早いです。定期区間内ならば、いくら乗り降りしても定期代以外にかからないのは経済的に有利です。
7駅達成への道
集めやすいところから7つスタンプを集めると、速く達成すると思います。
ご自宅から最も近いところからスタートする、定期券で行けるところから集めるなどで、まず7駅集めましょう。
39駅達成への道
39駅というと多いように感じると思われます。
しかし、実は山手線だけでスタンプは28駅分も集められてしまいます。
山手線だけで28駅! 39駅達成は山手線1周を足がかりに
山手線は1周で29の駅があります。このうちスタンプが設置されていない新大久保駅以外の28駅にスタンプが設置されているので、山手線のスタンプ駅を回るだけで28駅分集められます。山手線内側の中央・総武線の7駅と合わせると、山手線内だけで35駅になります。
そのため39駅達成を目指す場合は、まず山手線のすべての駅を集めましょう。
山手線を全駅集めたら、内側の中央線7駅へ。合わせて35駅分のスタンプが集まります。
この時点で39駅達成には、あと4駅。7駅達成時に山手線外側の駅を集めている場合は、すでに39駅達成している方もいるでしょう。足りない方は、行きやすい駅のスタンプを集めれば、39駅達成できると思います。
39駅達成には「都区内パス」の利用が便利
山手線内は駅と駅の間が短いところが多いので、となりの駅ならばたいていの場合初乗り(IC 133円・切符140円)で済むとは言え、何回も乗り降りすると多くの費用がかかってしまいます。
そのため39駅達成を目指すならば、東京23区内のJR線が1日乗り放題になる「都区内パス」の利用が便利です。
都区内パスは750円。自動券売機・指定席券売機で購入できます。
全65駅達成への道
全駅達成となると、普段は利用しないであろう路線の駅にあるスタンプも集める必要が出てきます。
その中でもハードルが高いと考えられるのは、都区内パスが使えない常磐線(松戸駅以遠)と東京モノレールの駅です。
松戸から先のスタンプをどう回る?
「休日おでかけパス」などの常磐線でも乗り放題になるきっぷを持っていない限り、素直にスタンプ駅を順番に回るのが結果的にラクです。
ただし新松戸駅へ行くのに、松戸駅からと柏駅からでは、若干ですが費用が違います。
松戸~新松戸間が154円(ICおとな運賃、以下同様)なのに対し、柏~新松戸間は165円です。南流山駅へは松戸駅・柏駅どちらからも165円なので、
と回ると11円ですが安く済みます。
「都区内パス」を持っている状態で、金町駅を基点に
とスタンプを回ると、各駅を乗り降りした運賃の合計は1,389円。スタンプ駅をすべてカバーする「休日おでかけパス」は2,670円なので、「都区内パス」(750円)+松戸以遠スタンプ駅各駅間(1,389円)の合計2,139円と「休日おでかけパス」の差額は531円。常磐線以外で最も近いスタンプ駅までの往復が531円未満の場合、「休日おでかけパス」を買わない方が安く済みます。
下に松戸以遠のスタンプ設置各駅間の運賃を載せましたので、ラリーにご活用ください。
(ICおとな運賃、単位:円/左右にスクロールさせてご覧ください)
駅名 | 取手 | 我孫子 | 柏 | 南流山 | 新松戸 | 松戸 | 金町 | 綾瀬 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北千住 | 550 | 464 | 388 | 302 | 302 | 216 | 165 | 133 |
綾瀬 | 464 | 388 | 302 | 302 | 216 | 165 | 154 | |
金町 | 464 | 302 | 302 | 216 | 165 | 154 | ||
松戸 | 388 | 302 | 216 | 165 | 154 | |||
新松戸 | 302 | 216 | 165 | 133 | ||||
南流山 | 302 | 216 | 165 | |||||
柏 | 216 | 154 | ||||||
我孫子 | 165 |
都心部の路線に比べると、松戸以遠は少し列車の間隔が開き、また都心から離れていくので、時間には余裕を持ちましょう。特に、我孫子~取手間はタイミングによっては20分くらい間隔が開くこともあります。
常磐線快速の駅がメインですが、各駅停車しか停まらない新松戸駅と、スタンプで唯一武蔵野線にある南流山駅は忘れないようにしましょう。
モノレール1日乗車券は必要?
東京モノレールでは、スタンプは天王洲アイル駅・羽田空港第1ビル駅にあります。多くの方はJR線に接続する浜松町駅からモノレールに乗り、まずはどちらかのスタンプ駅に行き、それからもう片方の駅に行くことになると思います。
3駅間の運賃はそれぞれ次の通りです。(いずれもおとな運賃)
- 浜松町駅〜天王洲アイル駅:IC 195円(切符200円)
- 浜松町駅〜羽田空港第1ビル駅:IC 483円(切符490円)
- 天王洲アイル駅〜羽田空港第1ビル駅:IC 411円(切符420円)
合計すると、IC 1,089円・切符1,110円です。
それに対して、モノレールの1日乗車券「東京モノレール沿線お散歩1dayパス」は700円。モノレールを往復するならば、1日乗車券を買った方がおトクです。
しかし、時間かかってもいいと言う方は、次に挙げる羽田空港〜蒲田駅間のバスを利用するという手もあります。
羽田空港〜蒲田駅をバスで抜ける裏ワザ
羽田空港からはリムジンバスが多く出ていますが、その陰であまり知られていないかもしれませんが通常の路線バスも出ています。
その路線バスの中に、羽田空港〜蒲田駅間のバス路線もあります。経路はいくつかありますが、羽田空港第1ターミナル〜蒲田駅間を走っています。
運賃はIC 276円・現金280円。このバスを使い、浜松町〜羽田空港〜蒲田と回るルートだと、IC 882円(現金900円)で済みます。
バスの所要時間は時刻通りだと30〜40分かかりますが、モノレールを往復するよりも安くスタンプを回れます。都区内パスを持っていれば、蒲田駅から(まで)も追加の運賃はかからずに済みます。
羽田空港第1ターミナルののりばは、1階(到着ロビー)のいちばん先・16番。
蒲田駅ののりばは経路により違いますが、東口の0番・3番・4番のいずれかです(まれに国際線ターミナル行きもありますが、それでは第1ターミナルには行きません)。
バスの時刻など、詳しくは京浜急行バスのサイトをご覧ください。
もちろん、羽田空港から京急蒲田駅まで京急空港線に乗り、京急蒲田駅からJR蒲田駅まで歩くという方法もありますが、羽田空港国内線ターミナル駅~京急蒲田駅間がICで335円(切符340円)かかる上、京急蒲田駅~JR蒲田駅間は歩くと15分くらいかかります。15分歩くと疲労もたまる上、バス利用よりも高いことを考えると、15~20分くらい余計にかかってもバス利用の方が個人的にはラクだと思います。
スタンプの設置場所
昨年開催のドラゴンボールスタンプラリーと、多くの駅で同じか、近い場所にスタンプが設置されています。
ただし、次の駅についてはドラゴンボールのときから変更されています。
駅名 | 昨年 DBラリーの場所 |
今回 ガンダムラリーの場所 |
---|---|---|
品川駅 | 中央改札口改札外・みどりの窓口内 | 中央改札外・びゅうプラザ前 |
渋谷駅 | 南改札外・みどりの窓口内 | 新南改札外・自動改札機前 |
目白駅 | 改札外・券売機横 | 改札外・改札横 |
鶯谷駅 | スタンプ設置なし | 南口改札外・改札横 |
信濃町駅 | 改札外・アトレヴィ信濃町店入口付近 | 改札外・コインロッカー横 |
新大久保駅 | 改札外・券売機の奥 | スタンプ設置なし |
昨年のドラゴンボールスタンプラリーのスタンプ設置場所をまとめた記事があるので、参考にどうぞ。