もうすぐ運行終了となる都電荒川線の7000形。
4月末まで7001号車にヘッドマークが取り付けられているので、7001とともに残る7022の姿を収めようと行ってきました。
撮影日は4月16日(日)、場所は大塚駅前停留所付近です。
青帯の7022号車
まず最初に現れたのは青帯の7022でした。
JR大塚駅の北側の交差点に、三ノ輪橋方面から来ました。
電車の方の信号が青になり、道路を渡ります。
大塚駅前停留所に停車中の7022。早稲田寄りのヘッドマークはさよなら7000形記念のものです。
こちらは三ノ輪橋寄りのヘッドマーク。「あおおび」車両を強調するマークです。
赤帯の7001号車
7022は早稲田へ発車していきましたが、都電運行情報サービスですぐ近くに反対方向から7001が来る情報がありました。
先ほどの7022が出てから4分くらいで、早稲田方面から7001が来ました。
ヘッドマークはローレル賞受賞プレートを模して「おつかれ様」と書かれたものです。
大塚駅前停留所に停車中の7001。
三ノ輪橋に向けて発車した直後に、8800形とすれ違いました。
北口ロータリーへの道を横切る7001。
すぐ先の交差点(2枚目で7022が横切った交差点)で停まっているところを、後ろから。7001は前後とも同じヘッドマークです。
同じく交差点停車中に、側面から1枚。
信号が青になり、三ノ輪橋へ向けて動いていきました。
荒川線の思い出話
都電荒川線は私にとっては普段行かないところを走っているので日常では乗らないですが、やはりたまに乗りたくなることがあります。実は8500形以降の車両にはほとんど乗ったことがないのですが(最近の乗るときでもめぐり合わなかった)、車両とともに吊り掛け駆動の走行音も聞けなくなるのは寂しいものがあります。車内が静かなのは快適なんですけどね。
小学生の頃、日曜日に課外活動で王子にある紙の博物館(当時はJRの線路北側にありました)へ行った帰りに、都電に乗れないかと担任の先生に相談されたこともありました。相談を受けたので案内し、博物館見学の帰りに乗ったときは王子駅前~早稲田の乗車で、車両は7000形でした。当時は7000形よりも7500形の方が好みで、7000形が来て残念がった記憶があります。
荒川線は車両も新しく洗練されたものに替わっていき、近々新しく路線の愛称もつけられるようですし(募集は終了)、外国人利用客を見込みながらも庶民の足として走りつづけて走りつづけて欲しいものです。