さがみ湖イルミリオン
~光の上を歩いているかのような、光の海。~

たびブログ

11月下旬の週末に、さがみ湖イルミリオンに行ってきました。

関東近郊の他のイルミネーションイベントにはいくつか行ったことがあるのですが、年々大きくなっているここには行ってみたいと思っていたところです。

関東最大600万球のイルミネーションはどのようなのか、体験してみました。

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丘を埋めつくす光の海に、幻想的な宮殿や庭園。

イルミネーションは園内の丘に敷き詰められ、麓のエリアと、リフトに乗った先にある山頂エリアに分かれています。

また、いくつかのアトラクションもやっていて、あわせて楽しむこともできます。

それでは、入ってみましょう。

駐車場から階段を登って入場ゲート前に着くと、まず光のビッグベンが迎えてくれます。

さがみ湖イルミリオン エントランス

ゲートをくぐると、左手にレストランと土産店、前方にはフードマーケットがありますが、順路の矢印もイルミで灯されています。

さがみ湖イルミリオン 順路

他のイルミではこういったものはなかったので、新鮮でありつつも、わかりやすいですね。

順路に従って歩いていくと、土産店の前にシンボリックツリーが置かれています。

さがみ湖イルミリオン ツリー

イルミネーションは厳密にはクリスマスのイベントではないのですが、やはりツリーは欠かせないですね。

文字通りの光の海の中へ。

シンボリックツリーを過ぎると、光の海が広がります。

光にあふれているたとえではなく、文字どおりの海が広がります。

さがみ湖イルミリオン 光の海1

さがみ湖イルミリオン 光の海2

丘の斜面が青で埋め尽くされ、海の中を歩いているかのようですね。

そこかしこに魚やカメなどのオブジェも置かれています。

さがみ湖イルミリオン 光の海3

海にたとえた青い丘を登ると、光のナイアガラが待っています。

滝を表現したイルミネーションで、時間によって色が変わったり、水が流れ落ちる演出があります。

さがみ湖イルミリオン 光のナイアガラ1

さがみ湖イルミリオン 光のナイアガラ2

さがみ湖イルミリオン 光のナイアガラ3

さがみ湖イルミリオン 光のナイアガラ4

さがみ湖イルミリオン 光のナイアガラ5

滝の中に入ると、ダイヤモンドのオブジェがあります。

こちらも時間によって色が緑や赤に変化します。

さがみ湖イルミリオン 光のナイアガラ6

さがみ湖イルミリオン 光のナイアガラ7

ナイアガラの横にあるトンネルを通って、反対側のエリアに向かいます。

緑の光の森と庭園に、圧倒的な光のトンネルと宮殿。

トンネルを抜けると、光の動物園のエリアが広がります。木々の間の坂を下っていきます。

さがみ湖イルミリオン 光の動物園1

さがみ湖イルミリオン 光の動物園2

さがみ湖イルミリオン 光の動物園3

こちらは緑がメインで、木々を活かして森に住む動物たちを表現しています。そのため、木にはあえて電球がつけられていないようです。

さがみ湖イルミリオン 光の大トンネル

丘の麓に下りてきました。

次は光の大トンネルが待ちうけています。今までとは一転して、黄色の世界。青白い玉もあって、黄色一色でないのがきれいです。

さがみ湖イルミリオン 光の大宮殿1

光のトンネルを抜けると、光の大宮殿がそびえています。

ステージを観覧するように椅子が置かれ、宮殿の光の変化を楽しめます。

さがみ湖イルミリオン 光の大宮殿2

さがみ湖イルミリオン 光の大宮殿3

さがみ湖イルミリオン 光の大宮殿4

さがみ湖イルミリオン 光の大宮殿5

宮殿はたた単にイルミネーションで照らされているわけではなく、『白鳥の湖(序奏)』の音楽に合わせてイルミネーションと噴水が変化します。

音楽と光のコラボレーションによる演出は、圧倒的で大きな余韻を残しました。

再び光のトンネルを戻ると、トンネルの下にはパディントンベアが光で形作られています。

さがみ湖イルミリオン パディントン

さがみ湖イルミリオン ロンドンバス

そばにはロンドンのシンボルでもある赤い2階建バスも光でつくられ、バスの中には入れるようで子供たちに人気でした。

さがみ湖イルミリオン ビッグスノーマン

パディントンの横にはビッグスノーマンが置かれ、風船の中から光っています。雪は降っていませんが冬らしい演出ですね。

パディントンの広場の反対側にはフードマーケットあり、様々な屋台が並んでいます。

おいしそうではあったのですが、屋外なので、止まっていると寒さが身にしみそうなので、ここはスルーしました。

フードマーケットを抜けると、光のイングリッシュガーデンが広がっています。

さがみ湖イルミリオン 光のイングリッシュガーデン1

噴水も青く照らされ、幻想的です。ガーデン内にはイギリスの作曲家・エルガーの『愛のあいさつ』が流れ、イングリッシュガーデンらしい雰囲気を作っています。

さがみ湖イルミリオン 光のイングリッシュガーデン2

こちらはガーデンなので、一面緑の世界。バラは咲いていませんが、イルミネーションでバラが形作られています。

リフトに乗って、山上の花園へ。

リフトに乗って、山頂エリアへ向かいます。2つ並行に架かっているのですが、外側になる方が人気でしたね。

さがみ湖イルミリオン 光の天の川

リフトの下の斜面には、「光の天の川」として白い光が頂上から下へ流れる演出がされています。ところどころに星座のモチーフも置かれています。

さがみ湖イルミリオン 山頂エリア

山頂エリアに到着です。

観覧車(お山のかんらんしゃ)がそびえています。この日の山頂に着いた時点(夜8時過ぎ)では40分待ちでした。

さがみ湖イルミリオン 光の花畑1

さがみ湖イルミリオン 光の花畑2

リフトを降りると、光の花畑が広がっています。

ピンク・緑・赤のラインでつくられた花畑と、ピンク一色の花畑がありました。木が少ないので、開放的な花畑が見事につくられています。

さがみ湖イルミリオン 花畑の湖畔1

さがみ湖イルミリオン 花畑の湖畔2

山頂エリアの最奥には、花畑の湖畔として、湖の上に小屋が設けられています。

湖の奥には、女神らしきオブジェが照らし出されています。

小屋にはベンチがあり、湖をバックに写真を撮ることもできます。

さがみ湖イルミリオン 全景1

さがみ湖イルミリオン 全景2

再びリフトに乗って麓へもどります。

下りのリフトに乗っていると、光の天の川とともに、光の海や動物園など、全景を一望できます。

麓に戻って、レストランで食事してからプレジャーフォレストを後にしました。

実際に見てからの感想。

園内はすごく広いというわけではないですが、丘にびっしりと電球を敷き詰めて600万球の輝きを作り出しています。光の丘の中を散策できるので、都会や街のイルミネーションでは味わえない楽しみができます。

夜の帳が下りた光の海を散策できるのは、周囲が暗く広い敷地があるここならではの至極の体験です。

レストランやフードコート(屋外ですが)があるので、休みつつイルミを楽しんでいる人もいたようです。

反面、山頂エリアは、観覧車などアトラクション目的でなければ行かなくてもいいかもしれません。入場料とは別にリフトは往復600円かかります。

以下にまとめてみました(公式サイトでの情報含む)。

良かったところ

  • 丘に敷き詰められたイルミは、都会では味わえない楽しみ
  • 周囲が暗いので、光が際だつ
  • 車でのアクセスが、思った以上に東京から近い
  • 温泉が併設されているので、イルミの後に温泉であったまることも
  • ペットOK。リード付きの犬ならばそのまま入場できます

微妙なところ

  • 山の中にあるので、東京や横浜よりも寒い
    (天気予報よりも数度寒いと思った方が)
  • 広さは広大というほどではない
  • 丘の中の坂道が傾斜がかなりある
    (息が上がる程ではないですが、歩きやすい靴がいいかと)
  • フリーパス所持や観覧車目的以外では、山頂エリアに600円分の価値はあるか
  • 駐車場のラインが曖昧で、止め方がわかりづらい

とは言え、個人的には行ってみてよかったです。

ここもよかったけど、今度は別のところにも行ってみたいな~

アクセス・料金

2016年12月時点での情報です。

  • 所在地:〒252-0175 神奈川県相模原市緑区若柳1634
  • 電話:042-685-1111

アクセス

  • 車:中央道相模湖東出口より約7分、圏央道相模原ICより約15分
  • 電車・バス:中央線相模湖駅よりバス約8分

詳しくは公式サイトをご確認ください。

料金など

  • 入場料
    大人(中学生以上)800円、小人(3歳以上小学生以下)500円、ペット(犬)500円
  • ナイトフリーパス
    大人(中学生以上)2,300円、小人(3歳以上小学生以下)1,900円
  • アトラクション
    光のリフト片道300円、お山のかんらんしゃ500円、など
    (リフトは、公式サイトでは片道表記ですが、イルミリオン営業時間内は山頂へ徒歩で行けないため、必ず往復分の料金がかかります)
  • 駐車料金
    乗用車1,000円、バイク500円

2016-2017シーズンは4月9日(日)まで開催しています。
(1月~3月は定休日あり)

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