3月17日に小田急でダイヤ改正が実施されました。変わったところがいくつもあるのですが、まずはロマンスカーGSEの運転開始のようすを見てきました。
営業一番列車の発車に合わせて、出発式も開催されました。
2018.3.17、新型ロマンスカーGSEが新宿を9:00に発車
3月17日(土)の小田急ダイヤ改正で大きく変わったところに、新型ロマンスカー70000形・GSEの運転開始があります。
初営業となる一番列車は、新宿発9:00のスーパーはこね5号。新宿~小田原間ノンストップの、ロマンスカーの列車の中でも最上級となる列車です。今回のダイヤ改正ではスピードアップも行われ、新宿~小田原間の所要時間が59分と、1時間を切りました。
8:50頃に、GSEが2番ホームに姿を見せました。本来ならばモーニングウェイ74号で到着し折り返すのですが、本日は運転開始日ということで喜多見から回送でやってきました。
人が多く集まる先頭部分。フロントガラスの大きさに目をひきます。
窓越しに外から望む展望席、大きな窓から展望する沿線の車窓は格別だと思います。
集まったファンに向けて、今日から新しくなった制服に身を包んだ運転士さんが手を振ってくれました。
フルカラーLED搭載のGSEの行先表示、英語部分が水色になり表示全体にメリハリができた感じです。
ホーム頭端部では出発式を開催
GSEの先頭部分から、最後尾となるホーム頭端部分で開催されている出発式の方へ移動です。
ホームを移動しながら、停まっているGSEを見ましたが、艶のあるローズバーミリオンのカラーリングに新しさと、今までにない高級感を感じます。明るめの色ながらも上質さを両立している印象でした。
当然ながら一番列車のスーパーはこね5号は満席。GSEはRSEの引退以来、久しぶりに“7両”表示のロマンスカーです。
出発式にて、GSE営業開始を祝して花束贈呈です。
出発を待つGSE・スーパーはこね5号。このあと、集まった方々から見送られながら、箱根湯本へ向けて発車していきました。
今日から運転開始したGSE、箱根へ向けて優雅な時間を運んでくれることでしょう。まだ1編成のみですが、2018年度中にもう1編成増備されて2本体制となります。
GSEの2本目が投入されると乗車チャンスも増えますが、入れ替わりでLSE(7000形)が引退となる予定です。LSEが引退するまでのわずかな期間ですが、ロマンスカーの展望車編成はLSE・VSE・GSEと3種類走ります。最新のGSEと最古参のLSE(7004編成)、白く輝くVSEの競演を楽しめる贅沢な期間を楽しみたいです。