待望の「ロマンスカーミュージアム」2021年春、海老名に開業

てつトピてつコラム車両

小田急が歴代ロマンスカーを展示する博物館「ロマンスカーミュージアム」の開設を発表しました。

開業は2021年春を予定。日本の鉄道史上でも時代を切り拓いたSE車など、名車が勢ぞろいします。

昨年には保存車両解体の噂も出回りましたが、ミュージアム開設で保存場所問題も解決しそうです。

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歴代ロマンスカーが一堂に会するミュージアムが開設

小田急電鉄は4月27日(金)、開業以来初となる博物館施設「ロマンスカーミュージアム」の開設を発表しました。

“子ども”も“大人”も楽しめる鉄道ミュージアムをコンセプトに、SEからRSEまでの歴代ロマンスカー車両が勢ぞろい。開業時の車両・モハ1も展示されます。

車両展示のほかにも、ジオラマ・運転シミュレーター・キッズゾーンも設置。発表された資料からは、ジオラマはかなり大きなものに見えました。地下区間ものぞけるよう。

ミュージアムの建物は鉄骨2階建で、1階がロマンスカーなどの車両・歴史の展示、2階がジオラマ・運転シミュレーター・キッズゾーン・カフェ・ミュージアムショップになる予定。屋上には小田急線を走る列車を眺望できるビュースポットも設置されます。

ミュージアムの場所は、小田急・相鉄の海老名駅西口の南側(小田原寄り)で、小田急とJRの間のスペースになります。西口再開発エリアの「ViNA GARDENS」に隣接し、新しく誕生する街のシンボルとして期待されています。

ロマンスカーミュージアムの施設(予定)

  • フロアマップ
    1階
    • 車両展示と小田急の歴史展示
      • SE(3000形)
      • NSE(3100形)
      • LSE(7000形)
      • HiSE(10000形)
      • RSE(20000形)
      • モハ1
    • イベントスペース
    • レストスペース
    2階
    • ジオラマ
    • 電車運転シミュレーター
    • キッズゾーン
    • カフェ
    • グッズショップ
    屋上
    • ビュースポット
  • 開業時期:2021年春(予定)
  • 予定地:海老名駅隣接地(海老名市めぐみ町)

ロマンスカーミュージアムに展示される車両

ミュージアムに展示される歴代ロマンスカーです。

NSE(3100形)は写真をもっていないので載せていませんが、他の形式の写真をどうぞ。

ロマンスカーSE(3000形) 2012.10.21/小田急ファミリー鉄道展で公開時に撮影

小田急7000形 回送 @登戸 17-11-17

LSE(7000形) 2017.11.17/回送列車 @登戸

小田急10000形 @狛江 10-12-18

HiSE(10000形) 2010.12.18/列車不明 @狛江

小田急20000形 特急 あさぎり号 沼津行き @新百合ヶ丘 09-06-26

RSE(20000形) 2009.6.26/特急 あさぎり号 沼津行き @新百合ヶ丘

左:HiSE(10000形)・右:RSE(20000形) 2012.3.24/引退記念イベントにて撮影

この中でLSEがまだ現役というのがすごいですね。今年度中には最後の1本となった7004編成も引退が見込まれるので、乗車・記録はお早目に。

関東大手私鉄の博物館として5番目に登場

鉄道会社の中には、自社の歴史や車両を展示する博物館をもっているところがあります。

関東の大手私鉄では東急・東京メトロ・東武・京王が博物館をもっています。「ロマンスカーミュージアム」が開設されると5番目ということになります。

会社 博物館 開業日 最寄り駅
東急 電車とバスの博物館 1982.4.3 宮崎台※1
東京メトロ 地下鉄博物館 1986.7.12 葛西
東武 東武博物館 1989.5.20 東向島
京王 京王れーるランド 2000.3.24 多摩動物公園

※1:開業当時の最寄り駅は高津、2003.3.21に現在地でリニューアルオープン

いずれの博物館も、車両展示やしくみを学ぶコーナー、ジオラマ展示などがあります。シミュレーターもいずれの博物館にもありますが、入館料のみで体験できるところと、別途料金がかかるところがあります。

ちょうどゴールデンウィークの最中ですし、行楽先として出かけてみてはいかがでしょうか?

昨年には保存車両解体の噂が持ち上がるも、ミュージアム開設で解決へ

昨年(2017年)には保存車両が全車解体という噂もかけめぐりましたが、実際には一部解体となりました。またミュージアム開設発表と合わせて、海老名で保存中のSE5両のうち中間の2両が解体と発表されました。

保存車両解体の話が持ち上がっているのは、車庫が不足しているからでした。

複々線完成で増発されるため、さらに車両の追加が必要に迫られていました。回避する方法として常設の博物館を設置するのはひとつの方法だったのですが、採算面で二の足を踏んでいたのかもしれません。しかし解体の噂が出回ったことでむしろミュージアム設置へと動いた面はあるでしょう。

車庫不足による車両留置の問題は今後も続くのですが、そのために保存車両が犠牲になるのはLSEの引退時で終わると思われます。一般車両はモハ1形以外は展示されませんが、今後ファミリー鉄道展でこちらが公開されることがあるかもしれません。

ミュージアム設置への経緯はあまりよくないものかもしれませんが、何より常設展示の博物館ができるのはうれしい限りです。歴代の車両が見られる2021年が楽しみになりました。

<参考資料>

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