1月10日から、JR東日本の東京23区内・常磐線沿線の駅で「キン肉マンスタンプラリー」がスタートしました。
全63駅で開催される大規模なスタンプラリーの基本情報と、攻略法をまとめてみました。
ラリーの基本情報
例年1月~2月に開催されている大規模なスタンプラリーが、今年はキン肉マンとのコラボレーションで2月27日(水)まで開催されています。
スタンプは全部で63駅にあり、7駅集めると「オリジナルコミックシール」をプレゼント。
さらに全63駅集めると、キンケシ4体セットのコンプリートボックスがもらえ、抽選のWチャンスとして、ゆでたまご先生直筆サイン入りオリジナルポスターが当たります。
また、スタンプを7駅集めて、特定のお店で買い物をすると「オリジナル名シーンカード」ももらえます。
キン肉マンスタンプラリーの詳細
開催期間
- 2019年1月10日(木)~2月27日(水)
※賞品の引き換えは2月28日(木)まで
参加に必要なもの
- 専用スタンプ帳
(スタンプラリーエリア内の駅にて配布)
参加方法
- スタンプ設置駅にて、専用スタンプ帳をゲット
(スタンプ帳は駅構内のキャンペーンチラシ・沿線ガイドがあるラックなどにあります) - 専用スタンプ帳の2ページに、7駅達成用のスタンプを集める
(全駅集める方は、中にある各駅ごとのスペースにもスタンプを押す) - 7駅達成すると、ゴール店舗にて「コミックシール」をプレゼント
- さらにゴール店舗にて、Suicaなど交通系電子マネーで400円以上のお買い物で「オリジナル名シーンカード」(全6種類)をプレゼント
- 全63駅のスタンプを集めると、東京駅の特設ゴールカウンターにて全駅制覇スタンプと「コンプリートボックス」をプレゼント
- 全駅制覇すると、直筆サイン入りポスターが当たるWチャンスに応募できます
ラリーエリアマップ

ラリーエリアは上図の通りです。東京23区内(一部のぞく)と常磐線・取手駅以南のJR線の駅と、東京モノレールの2駅です。
図で緑色の枠の中は、「都区内パス」のフリーエリアです。
また、「休日おでかけパス」のフリーエリアは、モノレールも合わせてラリーエリアをすべて含んでいます。
※山手線内では新大久保駅にはスタンプが設置されていません
各駅のスタンプ設置時間
- 始発~終電
※ただし、みどりの窓口内に設置されているスタンプは、みどりの窓口の営業時間内
スタンプラリーの賞品・賞品引き換え場所
賞品の引き換えは、7駅達成と全63駅達成で場所が異なります。
7駅達成の賞品・引き換え場所
7駅達成の賞品は、12か所のゴール店舗で受け付けています。賞品の引き換え時間は各店舗の営業時間内です。
7駅達成の賞品 | ゴール店舗 最寄り駅 | ゴール店舗名 | 買い物で プレゼントされるカード |
---|---|---|---|
オリジナル キン肉マン コミックシール | 市ケ谷駅 | NewDays 市ヶ谷店 | Aカード |
王子駅 | ベックスコーヒーショップ 王子店 | ||
西荻窪駅 | NewDays 西荻窪店 | Bカード | |
新宿駅 | GOOD TIMES 新宿東口店 | ||
品川駅 | NewDays 品川店 | Cカード | |
松戸駅 | ベックスコーヒーショップ 松戸店 | ||
上野駅 | NewDays 上野入谷改札外店 | Dカード | |
高円寺駅 | ベックスコーヒーショップ 高円寺店 | ||
赤羽駅 | NewDays 赤羽店 | Eカード | |
池袋駅 | R・ベッカーズ 池袋東口店 | ||
東京駅 | NewDays グランスタ丸の内南口店 | Fカード | |
大森駅 | ベックスコーヒーショップ アトレ大森店 |
全63駅達成の賞品・引き換え場所
全63駅達成の賞品は、東京駅にある特設ゴールカウンターでプレゼントされます。
全駅制覇の賞品 | 特設ゴールカウンターの場所 | 受付時間 |
---|---|---|
JR東日本 キン肉マンスタンプラリー COMPLETE BOX | 東京駅・丸の内地下南口 改札外 動輪の広場 | 14:00~20:00 |
特設ゴールカウンターは、7駅達成時の東京駅ゴール店舗のNewDays前の動輪の広場内にあります。
全63駅達成のWチャンス
専用スタンプ帳に、全駅制覇スタンプを押してもらうと、Wチャンスの賞品が当たる抽選に応募できます。
- ゆでたまご先生直筆サイン入りオリジナルポスター:8名
スタンプ帳内の、全駅制覇スタンプが押された専用応募ハガキに必要事項を記入し、切手を貼って応募します。
Wチャンスの応募締切は、3月7日(木)消印有効です。
ラリーの攻略法
キン肉マンスタンプラリーの攻略について考えてみました。
スタンプを集める方の参考になれば幸いです。
ラリー攻略の前に
ラリーの攻略にあたり、特定のキャラクターのスタンプから集めたいという方もいるかと思いますが、全駅制覇を考えているならば、行きやすいところからスタンプを集めるとラクかと思います。
- ラリーエリア内の定期券をお持ちの方
↓
定期券で行けるところからスタンプを集める - 定期券をお持ちでない方
↓
ご自宅のある沿線や、最も近いスタンプ駅からスタンプを集める
上のようにしてスタンプを集めれば、7駅達成も近づきますし、ラリーを続けるモチベーションも長くもちます。
7駅以上スタンプを集められれば、ゴール店舗で達成の賞品と、買い物をすればカードももらえます。ゴール店舗は各線に散らばっているので、まず最寄りのゴール店舗で7駅達成の賞品を引き換えてしまいましょう。
主なキャラクターのスタンプ設置駅
何はともあれ特定のキャラクターのスタンプが欲しい方もいると思います。
主なキャラクターのスタンプを一覧にしてみました。
キャラクター | スタンプ駅 |
---|---|
キン肉マン | 王子駅 |
ミートくん | 鶯谷駅 |
テリーマン | 四ツ谷駅 |
ロビンマスク | 上野駅 |
ラーメンマン | 目白駅 |
ブロッケンJr. | 新松戸駅 |
ウォーズマン | 駒込駅 |
バッファローマン | 田町駅 |
アシュラマン | 亀有駅 |
ジェロニモ | 新橋駅 |
キン肉マングレート | 東京駅 |
全63駅達成への道
全駅制覇は63駅と、数が多い上に普段は利用しないであろう路線に乗る必要もあり、ハードルは高いように感じられます。
また、都区内パスが使えない常磐線(松戸駅以遠)と東京モノレールの駅にもスタンプがあります。
しかし、回り方次第でラクになります。スタンプが集中している山手線から集める方法です。
山手線を軸に、ひとつずつ路線を集中的に攻略
山手線は1周で29の駅があります。このうちスタンプが設置されていない新大久保駅以外の28駅にスタンプが設置されているので、山手線のスタンプを回るだけで28駅分集められます。山手線内側の中央・総武線の7駅と合わせると、山手線内だけで35駅になります。
ただし、先に山手線だけを回らずに、山手線から延びる路線にあるスタンプも集めていきます。例えば渋谷駅から始めたとすると、スタンプを集めながらまず山手線を新宿方面に進みます。新宿駅からは中央線を西荻窪方面にスタンプを集めていき、西荻窪駅まで集めたら新宿駅に戻ります。新宿駅に戻ったら、再度山手線で池袋方面にスタンプを集めていく、といった感じです。
数が多いので、スタンプをすでに集めた路線を行ったり来たりして無駄な行動になるようなことはできるだけ避けて、効率よくルートを取っていきましょう。
都心部は「都区内パス」があれば便利
スタンプを集めるのには乗り降りが多くなり、毎回IC乗車券やきっぷで乗車すると多くの費用がかかってしまいます。
そのためスタンプを集めるのには東京23区内のJR線が1日乗り放題になる「都区内パス」の利用が便利です。
都区内パスは750円。指定席券売機のほか、通常の券売機でも購入できます。
距離の長い常磐線の攻略
ラリーエリアには、「都区内パス」の乗り放題区間に入っていない常磐線の駅(松戸以遠)もあります。
「休日おでかけパス」などの常磐線でも乗り放題になるきっぷを持っていない限り、素直にスタンプ駅を順番に回るのが結果的にラクです。
「都区内パス」を持っている状態で、金町駅を基点に
- 金町~松戸~新松戸~柏~我孫子~取手~金町
とスタンプを回ると、各駅を乗り降りした運賃の合計は1,256円。スタンプ駅をすべてカバーする「休日おでかけパス」は2,670円なので、「都区内パス」(750円)+松戸以遠スタンプ駅各駅間(1,256円)の合計2,006円と「休日おでかけパス」の差額は664円。常磐線以外で最も近いスタンプ駅までの往復が664円未満の場合、「休日おでかけパス」を買わない方が安く済みます。
下に松戸以遠のスタンプ設置各駅間の運賃を載せましたので、ラリーにご活用ください。
(ICおとな運賃、単位:円)
駅名 | 取手 | 我孫子 | 柏 | 新松戸 | 松戸 | 金町 | 綾瀬 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
北千住 | 550 | 464 | 388 | 302 | 216 | 165 | 133 |
綾瀬 | 464 | 388 | 302 | 216 | 165 | 154 | |
金町 | 464 | 302 | 302 | 165 | 154 | ||
松戸 | 388 | 302 | 216 | 154 | |||
新松戸 | 302 | 216 | 165 | ||||
柏 | 216 | 154 | |||||
我孫子 | 165 |
他の路線と比べると、列車の間隔が開きがちなので時間には余裕を持ちましょう。特に、我孫子~取手間はタイミングによっては20分くらい間隔が開くこともあります。
快速の停車駅がメインですが、各駅停車しか停まらない新松戸駅は忘れないようにしましょう。
モノレール1日乗車券は必要?
東京モノレールでは、スタンプは天王洲アイル駅・羽田空港第2ビル駅にあります。多くの方はJR線に接続する浜松町駅からモノレールに乗り、まずはどちらかのスタンプ駅に行き、それからもう片方の駅に行くことになると思います。
3駅間の運賃はそれぞれ次の通りです。(いずれもおとな運賃)
- 浜松町駅〜天王洲アイル駅:IC 195円(切符200円)
- 浜松町駅〜羽田空港第2ビル駅:IC 483円(切符490円)
- 天王洲アイル駅〜羽田空港第2ビル駅:IC 483円(切符490円)
合計すると、IC 1,161円・切符1,180円です。
上記のきっぷ利用時の合計額に対して、モノレールの1日乗車券「東京モノレール沿線お散歩1dayパス」は700円。モノレールを通常のきっぷで往復するならば、1日乗車券を買った方がおトクです。
常磐線とモノレールを1日で回るならば、「休日おでかけパス」の利用がおトク
上の常磐線の項目でも書きましたが、「都区内パス」+松戸以遠スタンプ駅各駅間の合計は2,006円。それにモノレール1日乗車券を買うと合計額は2,706円と、「休日おでかけパス」より高くなります。
土曜・休日限定で、かつ1日がかりになってしまいますが、常磐線とモノレールの両方を回るのならば、「休日おでかけパス」を利用するとおトクになります。
「休日おでかけパス」はおとな2,670円。東京都心から首都圏近郊までのJR線、東京モノレール、りんかい線に1日乗り放題です。
羽田空港〜蒲田駅をバスで抜ける裏ワザ
羽田空港のスタンプへは、時間がかかりますが羽田空港〜蒲田駅間のバスを利用するという手もあります。
羽田空港からはリムジンバスの他にも通常の路線バスも出ていて、羽田空港〜蒲田駅間のバス路線もあります。経路はいくつかありますが、羽田空港各ターミナル〜蒲田駅間を走っています。
運賃はIC 276円・現金280円。このバスを使い、浜松町〜羽田空港〜蒲田と回るルートだと、IC 882円(現金900円)で済みます。
バスの所要時間は時刻通りだと30〜40分かかりますが、モノレールを往復するよりも安くスタンプを回れます。都区内パスを持っていれば、蒲田駅から(まで)も追加の運賃はかからずに済みます。
羽田空港第2ターミナルののりばは、1階(到着ロビー)のいちばん先・16番。
蒲田駅ののりばは経路により違いますが、東口の0番・3番・4番のいずれかです。
バスの時刻など、詳しくは京浜急行バスのサイトをご覧ください。
過去のスタンプラリーからの変更点
JR東日本東京支社では、過去にも1月~2月に支社管内のほぼすべてを対象にしたスタンプラリーが開催されてきました。
- 2017年:ドラゴンボールスタンプラリー
- 2018年:機動戦士ガンダムスタンプラリー
過去開催のものと、今回のキン肉マンスタンプラリーもほぼ同じですが、変更点もあります。
- 約半分集めた時点での賞品が消滅
昨年のガンダムスタンプラリーでは39駅達成での賞品も用意されていましたが、今回はなくなりました。 - 東中野駅・南流山駅がスタンプなしに
ガンダムスタンプラリーでは全65駅でしたが、今回はスタンプ設置駅から東中野駅・南流山駅が外され、全63駅になりました。
※記事内容については筆者個人の見解によるもので、正解を示すものではありません